先日、グループ会社の営業所移転に伴い廃棄処分等をお願いした会社様のご紹介です。
生前整理、遺品整理、特殊清掃という単語は聞かれた事があるでしょうか?
さだまさしさんの小説、そして映画にもなった「アントキノイノチ」で描かれていた遺品整理業者様のお仕事を指します。
代表の江川様より生前整理、遺品整理、特殊清掃という普段、見聞きしない仕事に関してのお話や、なぜこの会社を起業をしようと考えたのか、どのような想いで業務に向き合っているのかなど、様々な話を聞かせて頂きました。
日本は1967年に人口が1億人を超えましたが、2008年には人口減少へと転じ、2048年には1億人を切るといわれる社会構造です。前回の東京オリンピック開催時(1964年)は人口も経済も登坂であった日本が、今回のオリンピック(2021年??)は更に下り坂に向かう時代に開催されるという時代に突入しています。
年々、少子高齢化と生産年齢の減少は続いており、不動産分野においては空き家問題、遊休不動産、相続人不存在物件、高齢者単身世帯の孤独死問題。継手がない、子がいない、使いようがない、日本があらゆる産業の登坂で需給に見合っていたものが現在、過多となっており需要は回復する見込みが見えていない、整理するもの、処分するもの、再利用するものは今後とも増え続けるでしょう。
そんな時代、一般廃棄~生前整理~特殊清掃まで手掛けるあらゆる整理のプロ集団が株式会社フォーエバー様です。
弊社も長年使い続けた思い入れのある営業所引越しだったのですが、まぁ物が多い。何から始めれば、何を梱包、整理すれば良いのか。入念な打ち合わせを1回、作業日の計2回で全くのスケルトンに。廃棄作業工程、単価から納得いくまで説明をしてくれました。
ビフォーアフター ↓
ワックスがけでフロアもピカピカに ↓
作業を行われている時に感じたのが、仕事の丁寧さの中に、人やモノへの思い入れを強く感じたことです。引越し時によくある、捨てるか捨てないか迷いそうな懐かしい思い出や、年代モノの価値がありそうでなさそうなモノとかきちんと仕分けをして確認をしてもらったんですね。
単純に廃棄、処分と言ってしまうと無味乾燥な言葉ですが、引越しも一つの「節目の整理」と考えると、思い出や業務の整理にお付き合い頂いているという深い感慨を覚えました。これは普段よりの生前整理、遺品整理に携わるところから「整理する」、という作業に点と点を繋ぐ重要な意味がある作業となっている、という話を聞いた事からも感じた事でした。
ただ捨てる、処分するという作業の中で、受け手、担い手の双方が何を気持ちの中で感じているのか、今を生きながら、置いていくべき、持って行くべき、整理して今後に引き継いでいくものを共に考えた時間であったと振り返りました。
節目のお仕事、誠にありがとうございました!西湘エリアを中心にお問合せがあれば関東全域に出張訪問ができる会社様です。整理の事なら株式会社フォーエバー様